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遺品という状況を生む、孤独死の現実

孤独死が増えている現代社会

まず、日本の人口が減り続けている事と、高齢者の数が歴史上類を見ないペースで増え続けている事を押さえておく必要があります。
2065年には人口が1億人を切り、その内の4割が65歳以上の超々高齢化社会が訪れるという予測になっています。
孤独死の定義は人により若干異なりますが、概ね「住居に一人住まいの人が、自殺や他殺以外の要因で誰にも看取られずに亡くなる」という認識で共通しています。
孤独死の数は都内だけでも年々増加傾向にあり、男性では60代、女性では70代の孤独死が最も多いです。
孤独死に至る原因は様々ですが、最も多いのは、定年退職後に地域との繋がりをもてないまま、引きこもりがちになるといった例ですが、若年~中年層も人付き合いの希薄化、雇用問題などで孤独に陥る例が増えています。

生前から、孤独対策を進めておこう

孤独に陥らないようにすること、あるいは普段は孤独でも、時折交われるような繋がりを確保することなどをお伝えしていきたいと思います。
まず、自分の存在を知ってもらう事が第一です。
各地域では高齢者向けの見守り・見回りサービスを実施しているので、気軽に電話を入れれば、見回りの対象にしてくれます。
また、見守りアプリというものもあり、スマホをお持ちであれば、アプリを入れておくと、定期的に連絡や安否確認をしてくれる優れものです。
また、物品の整理をしておくことは、突然死だけでなく、災害時などにもとても役立ちます。
最低でも、棄ててはいけないもの、貴重品や重要な書類などは、他の雑多な品々とは分けて保管しておきましょう。
家庭の在り方も多様化している現代では、家族で見守りあう事は難しいです。
そのため、ネットや地域の力で、ひとり暮らしでも孤独では無いという環境を、ゆるくてもよいので、作っていきましょう。


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